防衛医科大学校病院、がん研究会有明病院、結核予防会複十字病院等に勤務された看護師の小泉智子さんをお招きし、医師ではない目線を通して見た日本国内の医療現場についてお話をいただきました。



医師とのコミュニケーションや連携の仕方、患者との接し方や信頼関係の構築など看護師としての仕事とご苦労をご紹介いただきました。
その中でご担当されたあるガン患者さんとの出会いが、看護師として常に患者さんの気持ちに寄り添い、想いを傾聴しながら、安全、安楽、的確な医療を提供しようという強い信念を抱いたきっかけとなったそうです。講演の最後には、当時その患者さんから送られたというお礼の手紙をご紹介していただき、信頼関係の大切さについて触れた貴重な時間となったはずです。



信頼され必要とされる医師になるには知識もさることながら、コミュニケーション力や人間力が欠かせません。医学部進学コースの学生募集はその可能性を持った学生に参加いただいています。
患者さんの思いに寄り添い、精神的にも技術的にも信頼される医師を目指すため、北京大学医学部入学前から学生には常に刺激を与え続けてまいります。



実施：2019年10月7日