北京大学医学部ブログ

中国人留学生と異文化交流授業を行いました

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医学部進学コースが開学して早二ヶ月半。されど、まだ二ヶ月半。

 早くも多くの学生から「もっと中国語で会話をする機会が欲しい」という声が出始めました。発音から始めてわずか二ヶ月半とは思えないスピードに驚きつつも、機が熟しベストタイミングが訪れた7月21日(木)、東京ビジネス外語カレッジ日中医療通訳コース中国人留学生22名と医学部進学コース日本人学生25名の異文化交流授業が実現いたしました。

  

 当日は、まず医療通訳コースの王先生より、中国医師事情について中国医師国家試験の概要も交えながらお話をいただき、その後は“日本語(しか話せない)タイム”“中国語(しか話せない)タイム”と分け、各30分を2セット、約2時間の交流を行い、グループごとに中国地図や資料を見ながら日中の文化・習慣・思考の違いや、趣味等の会話をお菓子やジュースを囲みながら語り合い、終始笑いの溢れる和やかな会になりました。
 途中、中国人留学生たちがAKBの『365日の紙ヒコーキ』を披露してくれました!それに刺激を受けた日本人学生のひとりが福山雅治の『家族になろうよ』を大熱唱すると、続けて台湾の人気歌手周傑倫の『菊花台』を医療通訳コースきっての歌姫が独唱。最後は中国の名曲『朋友』とテレサテンの『時の流れに身をまかせ』を全員で合唱し、大いに盛り上がりました。歌から中国語を覚えるタイプ(私もその口です)もいますので、これを機に中国歌謡曲も生活に取り入れていってほしいと思います。
中国歌也很好听~♪

  

 締めに中国人学生は日本語で、日本人学生は中国語で感想を言い合いました。
 将来日中両国を支え合う“医療人”として、意識を高め合う素晴らしい機会になったと思います。今後も定期的に開催し、語学を徐々にツールに変え、医療について日中両言語で意見交換ができるレベルの交流会を目指しましょう!

  

※次回は、理数科目授業風景をお伝えする予定です。


執筆:ISIスタッフ 早川