北京大学医学部ブログ

第2話 クラスの雰囲気

学生ブログ
大家好!お久しぶりです。北京大学進学コース14期生の悠です。


△前回「第1話 開学式」
http://www.isi-ryugaku.com/shingaku/medical/blog/14174

▽次回「第3話 授業の雰囲気」
http://www.isi-ryugaku.com/shingaku/medical/blog/14178


1.早いもので・・・
さて,早いもので開学式からもうすぐ1か月が経とうとしています。
初めは緊張していた僕も,徐々にISIの雰囲気になれ,少しずつ勝手が分かるようになってきました。

「隣のコンビニは,お昼時には,店内を一周するほど並ぶ」
「エレベーターがなかなか自分のフロアに来ない」

一見くだらない,当たり前の風景のようにも思えますが,ISIでは遅刻,欠席を厳しく管理しているので,ぼくたちにとって時間の節約は大きな問題です(笑)

こんな風にすこし今の生活にも慣れ,すこし落ち着いたところで,
すこしこの一カ月を振り返ってみたいと思います!

・・・と言いたいところですが,
それでは最初から話の間口が広くなりすぎてしまいそうなので,
まず今回は,クラスの雰囲気についてお話ししていきます。


2.クラスの雰囲気
ISIでは開学式を終えたあと,A班B班の二種類に分類されます。
中国語経験者が片方に・・・ということはなく,クラス分けは無作為に行われているようです。

ぼくはA班に在籍しているのですが,クラス内では中国語の他に聞いたことのない言葉が聞こえてきます。
方言です。
「もうええて!」
「なんでやねん!」
「でーじ難しい・・・」
北海道から沖縄まで,全国から集うここISIでは,日本各地の言葉や文化,考え方に触れあうことができます。

出身地に限った話ではありません。
クラスメートの年齢は,10代から30代まで,まちまち。
会社に勤めていた人や,別の大学に在籍していた人,つい数か月前まで制服を着て高校に通っていた人などなど,
多種多様なバックグラウンドを持った仲間たちが,ここISIに集結しているのです!

ここまで聞くと,「なんだかみんなバラバラだなあ」と思われるかもしれません。
しかし,共通点もあります。

医師になるという思いです。


△ 開学式の2週間後に行われた親睦会のようす

これから卒業までずっと,ずっと一緒の戦友です。
未来で待ち構える多くの困難を共にしていきます。



△ 授業中に分からなかった問題を教え合うようす

ずっと同じ空間にいれば相手の良いところ,悪いところ,それぞれ沢山見えてくるはずです。
飛び上がるほど楽しい瞬間もあれば,学校を辞めたくなるほど憂鬱になる瞬間もあると思います。
それでもこれから8年間,共に語学や医学を研鑽する仲間であることには変わりません。
一次的な感情にのまれず,しっかり相手のことばに耳を傾け,一歩一歩と相手を理解することに努めていこうと思います。

「路遥知马力,日久见人心」


3.最後に
次回のブログは,こんどこそ「授業」についてです!急な予定変更で,今回はクラスについてのお話しになってしまい申し訳ありませんでした。第3話ではとにかく授業にフォーカスし,授業の種類や難易度,進度についてお話しします。お時間のある方は,ぜひご覧ください。それでは!