北京大学医学部ブログ

北京に来て1カ月が過ぎました!~北京大学 医学部 学生レポート~ 

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北京に来てから、1ヶ月があっという間に経ってしまいました。

この1ヶ月で北京に対するイメージがすごく変わりました!
何と言っても北京といえば大気汚染が最初に思い浮かぶのですが、北京に来て最初の週末は、写真のようにこんなに晴天で、日本の報道が大げさだなと思うほどでした。
それに北京の方はとても親切で、街中で老人を思いやる姿が何度も見られたり、おばあさんがカバン開いているよって教えてくれたりしました。
中国では、老人に対する気遣いが根底にしっかりと残っていて、日本人も見習わないといけないなと感心させられました。

北京に来る前は、いろいろな心配があり、その1つが食事の面でしたが、北京大学の食堂は思ったよりもおかずの種類が豊富で、味もなかなか美味しいです。
最初は香辛料たっぷりのおかずもあって、慣れなくてお腹の調子をちょっと崩して苦労しましたが、今ではすっかり慣れて、中国でしか食べられない物を食べてみようと思い、
先輩に連れて行ってもらって、カエルの肉を食べたり、ニワトリのトサカを食べたりして、いろいろな料理にチャレンジしています。

もう1つの心配は、もちろん勉強の面でしたが、理数系は医学部進学コースで習った教科書だったので、教科書内の単語を把握していれば思った程苦労する事は無いと感じました。
中国語の授業も進学コースと同様の事をするのでそこまで対応に困るというのはありません。また先生方もとてもよい方々なので楽しく勉強できています。


週末は、留学生のソフトボールチームやサッカーチームの練習に参加したり、中国の子供たちと約束してサッカーをしたり、
自分で自転車を漕いで颐和园という有名な公園に行ったりして気分転換をしています。また清明節の休みには、友だちに誘われて、
北京語言大学の学生が主催している日帰りツアーに参加して河北省まで観光に行き、中国に来ている各国の学生たちと交流して、とても楽しい思い出になりました。


こんなに充実した生活を送ることが出来るのも、ISIの先生方や保護者、クラスメートや先輩方の支えがあるからこそだと思います。
これからもいろいろな人への感謝の気持ちを忘れず、中国の最高学府である北京大学で一歩一歩着実に知識と人間性の両方を磨いて行きたいと思います。


レポート担当 : 北京大学医学部予科班 玉元