ジョン・ネイピア・バーネット・セカンダリー・スクール (J.N. Burnett Secondary School)は、リッチモンド市の北西部にあるGrade8～12年生を受け入れている公立高校です。

リニア制が多いリッチモンド学区の中で、1年を前期・後期と2学期制のセメスター制を導入しており、全校生徒約940名と55名の教師、27名の職員たち（2021年時点）を抱える中規模学校です。

また全生徒のうち、65％は自宅で話される第一言語が英語以外の言語という多様性が求められるインターナショナルな雰囲気もあります。

学校の周辺は住宅街が広がっており、緑豊かな公園や、競技場、また公共交通機関を使い15分もあればリッチモンド市最大のショッピングモール「リッチモンド・センター」や図書館、警察署、消防署、病院など公共施設も立ち並ぶエリアに出ることができるので、日常生活で困ることはないでしょう。

ジョン・ネイピア・バーネット・セカンダリー・スクールのコミットメントとして、「多様性を尊重し、評価し、賞賛し、個々の成長を促進して、学ぶ者たちにより大きなコミュニティにおいて完全で、責任ある人材になるための準備をする豊かな環境を提供すること、各生徒にとって学び成功するための可能な限り最高の場所を作ること」として、様々なプログラムや、アクティビティ活動、そして学校あげての支援に力を注いでいます。

またもともと多様性を重視していることもあり、海外からの留学生受け入れにも積極的で、ELLプログラムも英語を4段階設けるだけでなく、ELL科学、ELL社会など英語レベルによっても、2教科の予備学習ができるようコースが設けられています。

またAP(Advanced Program)プログラムなど、高いモチベーションを持つ優秀な生徒向けの早期履修プログラムは、高い成績評価でAPカリキュラムを履修し、試験に合格すれば大学やカレッジの一部単位が取得できるもので、カナダやアメリカなど北米の大学などでは広く知られている人気のプログラムの一つです。

この高校ではAP数学、AP化学、英語（現国）、AP物理ⅠとⅡ、AP美術を設けています。

さらにアカデミックだけでなく、学区提供のキャリアプログラムや、パートナーシッププログラム、職業体験プログラムも大変充実しています。

その一つとしてLink38(Learning in Kwantlen) プログラムなどは、提携しているカナダのクワントレン総合技術大学の単位が、高校に在籍しながら高校の単位とともに取得できる二重単位プログラムも定評があります。

学力のアカデミックな面だけでなく、芸術&パフォーミングアート、運動部、社会貢献に熱心な高校であることに誇りを持っており、それぞれに成果をあげています。