ヒュー・ボイド・セカンダリー・スクール (Hugh Boyd Secondary School)は、1960年にリッチモンド市の西部にあたるシーフェア地区にGrade8-10年生までの中等学校として創立されました。

1995年にはオフィス棟や科学棟、体育館、ラウンジ、そして図書館などを含め新しい校舎を増築完了し、1996年に現在のGrade8-12年生までをカバーする学校として拡大しました。

比較的新しい学校ではありますが、ヒューボイド高校の名前はリッチモンド市の初代市長にちなんで命名されるという名誉ある由来の学校で、現在約650-700名近くの在校生が学んでいるリニア制の小規模校です。

多くの生徒はシーフェア近隣から通学している地元に根付いた学校で、周辺の６つの小学校のフィーダー校（進学先）となっています。

高校の周辺は緑ある自然公園が点在し、住宅街が広がっています。

徒歩10分のところにスーパーマーケット、サブウェイ、スターバックスなどがあるショッピングセンターや、学校を囲むようにゴルフ場やサッカー場、テニスコート、スポーツ複合施設、そしてウェストリッチモンド・コミュニティ・センターもあり、落ち着いて学習する環境がすべて整っています。

ヒュー・ボイド・セカンダリー・スクールは、「グローバルな市民として社会の中での彼らの責任について理解をし、バランスのよい、そして信念をもった探究者である若者に向上させる」という人材育成方針をミッションとして持ち、アカデミックや、スポーツ、そして芸術面などの多方面で成功・活躍できる人材、そして学校を目指しています。

アカデミックの面では、リッチモンド学区の中でIB（国際バカロレア）プログラムをもっている２つの高校のうちの１校であり、2011年よりIB認定校としてこのプログラムを提供しています。

参加する生徒たちは、共通した高い水準のIBカリキュラムをクリアすることはもちろんのこと、IBプログラムの目的でもある互いの人間性を認め、国際的な視野を持つ人材になることを目指しています。

そしてより良い平和な世界を構築する支援する責任が持てる人材になるために、学業面だけでなく地域や国内外でのコミュニティへの慈善活動などにも積極的に取り組んでいます。

学習意欲の高い優秀な生徒に向けて、最終学年において大学初年度コース該当レベルの授業が受けられるAP（Advanced Program）プログラムなども提供し、ハイレベルな学習欲求にも応えています。

また、実習プログラム（APPRENTICESHIP PROGRAMS）も提供しています。

Apprenticeshipは直訳すると、見習い・実習生という意味になり、ハイレベルな専門的な技術を学ぶことで、高校卒業単位だけでなく、カレッジ・大学の単位も取得することができるプログラムです。

例えば、自動車整備、自動車修理、調理師スキル、製パン&製菓スキル、ヘアデザイン、配管工、大工、石工など、様々な分野でオファーされています。

アカデミックだけでなく、将来を見据えたキャリアプログラムや、職業体験プログラムなども充実しています。

また、スポーツにも力を入れており、シーズンによって、様々な種目（サッカー、バレーボール、クロスカントリ―、水泳、バスケットボール、体操、バドミントン、ゴルフ、陸上など）を提供しています。

ランチ時間や放課後を利用したクラブ・同好会活動、イベントなどにも積極的に参加することを奨励しています。