北京大学医学部ブログ

医学部留学ブログスタート!<首都医科大学臨床医学科1年春日さんのレポート>

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はじめまして。首都医科大学臨床医学科1年の春日と申します。
授業が始まってその後について少し書いてみたいと思います。私たち首都医科大学の留学生の場合、昨年夏に正規入学手続きを済ませています。そのため、既に本科生としての授業が始まっています。そして、基礎医学の科目などほとんどの授業を中国人学生と一緒に受けています。

私たちは医師国家資格を得ることを最終目標に留学を決意し、1年間ISI高田馬場校舎にお世話になり、中国語、理系科目などを学んで中国へきたわけですが、最初こちらへ来て、戸惑うこともたくさんありました。

先生方のお話の速さや専門用語の量、教材として使われている教科書の内容量と難易度、確実に進級し卒業するまでの道のりなどですね。
日本で「簡単だな~。」と思っていたことが、恐ろしく難しく感じられたり、中国語で問われると答えるまでに時間がかかったり。指示がうまく聴き取れなかったり。そこで、自分たちなりに思い思いのフォローアップの手段を見つけて、授業や学校の要求についていけるよう努力しています。

 

日本よりも学生に対する要求量が多い点や学則が厳しい点が中国の学校の特徴です。ですから周りを見て自制すべきところは自制しながら、他国学生と仲良く協調しながら日々の学生生活を送っています。

学内生活を送っていてよく尋ねられるのが、将来自分が専門にしようと思っている診療科目について。これを耳にするたび、自分が臨床医学を学んでいるのだなと改めて実感し直します。私は今まで職業としてきたリハビリテーション医療を専門にしようと考えています。

首都医科大学は中国におけるリハビリテーション医療の拠点ともいうべき学校ですので、卒業後、中国と日本両国のリハ医療発展に貢献していけたらと考えています。

 
 
レポート担当:首都医科大学臨床医学科1年 春日