プレーリー・クリスチャンアカデミー（PCA）は、カルガリー市内から車で1時間半ほどの人口約3300人の落ち着いた農業中心の郊外の町スリーヒルズにあります。

スリーヒルズは、こじんまりとした小さな町ではありますが、その町のサイズに反して、1922年創立のプレーリー大学（カレッジ）のような教育的施設があったり、多くのアメニティ環境（例えば大きな屋内プール施設や、病院、図書館、ホテル、ホッケー・アリーナ、金融機関やショッピング、レストランなどのお店）が整っていたりするので、日常生活に困ることはありません。

大都市のような雑多で賑やかな町よりも、適度に活気のある町で、学業に集中したい方には最適な場所でしょう。

プレーリー・クリスチャンアカデミーは、幼稚園から高校まで（K-Grade12）同じ校舎で学ぶ一貫校で、特定の宗派に属さないキリスト教系の学校です。

もともと私立高校として始まりましたが、2003年にゴールデン教育委員会の管轄下となり、生徒数300名程度の小規模の公立高校へと転換しました。

キリスト教の教えに基づいた教育は継承されており、クリスチャンサービスの一環として、毎週の礼拝や、毎年の聖書の授業や、毎年2月に海外へのミッション旅行※を実施しています。

学校の教育の一環として、エデュケーショナルツアーでイタリアやギリシャなど旅行が計画され、多くの在校生が参加しています。

※その国の子供たちを訪問し、英語を教えたり、一緒に遊んだり、また日曜学校のようなチャリティ的奉仕活動など

カリキュラムもアルバータ州の高い教育水準に沿ったカリキュラムを提供しており、コースのバラエティにも富んでいます。

スペシャルプロジェクトという通常科目以外のテーマを生徒自身が選択し、計画、手配、そして実施するコースや、職業体験、キャリア＆テクノロジー (CTS) 、土木建設技術、情報処理コースも充実しており、卒業後の進路を見据えた人材育成、スキル習得にも力を入れて取り組んでいます。

これ以外でも芸術系、音楽系、美容系、スポーツ系（バレーボール、バスケットボール、バドミントン、陸上、クロスカントリー、ゴルフ）のコースも充実しています。

特にファインアートはドラマ、バンドそしてビジュアルアートプログラムとして人気があります。

留学生に対しても、受け入れの門戸は開かれており、寮の施設が整っていることもあり海外からの留学生にも人気のある学校です。

ESLプログラムでは、必要に応じてマンツーマンのサポートを行い、各生徒の英語力の向上を促進します。

また、各クラスの教師が放課後にチュートリアルサポート（個別指導）を実施をしています。

学生寮に滞在している生徒は、ピア・チューター制度（学生によるサポート）を利用できます。