シークアム・セカンダリー・スクール（Seaquam Secondary School）は、1977年にGrade7-11年生633名の生徒と、37名の教職員たちでデルタ市ノースデルタ地区の比較的裕福層が居住しているサンシャインヒルズとサンシャインヒルズウッズエリアに開校されました。

開校以来、年々生徒の増加に比例して教職員も増員されてきた結果、現在はGrade8-12年生が在籍する約1,300名あまりのリニア制の公立高校となりました。

学校の周辺は、閑静な住宅街が立ち並ぶ環境で、近くには複数の小学校がたっており、そのフィーダー学校（目標進学先）にもなっています。

また自然あふれる公園や川に囲まれ、住民の憩いの場所になっており、安全で治安のよいエリアと言われています。

徒歩15～20分もあれば、ウォールマート・スーパーマーケットやマクドナルド、クリスピードーナッツなどが立ち並ぶ120ストリートという大通りに出ることができ、ノースデルタ地区の繁華街へとつながっています。

シークアム・セカンダリー・スクールは、長い間、教育の質の高さにおいて評価されており、デルタ学区の中でもアカデミックの面ではトップクラスを誇り、公立高校ランキングでも常に上位クラスに入る優秀な学校です。

卒業生は、カナダ国内外の一流大学の奨学金を獲得し進学していく生徒が多いと言われています。

学校では、「アカデミックオネスティー（学問的誠実性）」のポリシー（方針）を徹底的に指導しており、これは学問倫理に違反するような不正行為・意識が、生徒一人ひとりの品位の向上のみならず、高校の品格の向上も損ねるものという考えにのっとっています。

特にこの高校は、2011年以来、デルタ学区で唯一IB（国際バカロレア）プログラムを持っている学校であり、このポリシーはIBプログラムのある高校では徹底されています。

IBプログラムの他にも、学区が提供しているディストリクトアカデミープログラム（ゴルフ、ソフトボールアカデミープログラムは自校で開催しています）、キャリアプログラム、農産業＆環境プログラムなどどれも水準の高い生徒たちにも人気のある特別プログラムが提供されています。

さらにアカデミックな面だけでなく、スポーツ系、芸術系アカデミープログラムで大きな成果を上げており、大会でメダルを受賞したり、上位クラスに入賞したりと文武両道の活躍を見せています。

また海外からの留学生も多く受け入れており、約70名前後が在籍しています。

クラブ活動（水泳、バレーボール、フットボールなどのスポーツ系や、バンドやコーラス、アンサンブルなどの音楽系など）や、学校や生徒会主催のアクティビティや慈善活動を通して、現地カナダ人生徒たちや地域コミュニティと交流を深めています。