医学部受験３浪目を迎えたものの、思うように成績も伸びず、他の学部への進路変更を考えていたまさに人生の分岐点で、このプログラムを知りました。両親からは医学部留学なんて聞いたことがないと反対されました。しかし、医師になる夢を諦めたくありませんでした。僕なりに一生懸命考えて両親を説得。最終的には、両親も背中を押してくれました。
高校時代は、中高一貫校でした。中学受験が終わると、気が緩んでしまい、だんだん授業にもついていけなくなりました。特に理数系が苦手でした。浪人中に理数系を一からやり直して取り戻すことはできましたが、２浪目でセンター試験が7.5割。国公立一本志望のため、結果３浪になりました。３浪の夏でこのプログラムへの参加を決めたので、他の大学は受験していません。
中国語はゼロからのスタートでした。最初は大変でしたが、先生方のサポートもあり、コース開始後約４カ月でHSK５級を取得しました。やればできると思います！！
多浪したからといって、次の年必ず医学部に入れるわけでもなく、だからといって学部変更したくない。そんな２浪、３浪生はたくさんいると思います。本当に医師になりたいなら、海外の医学部という選択肢もあることを考えてほしいです。最初は周囲に反対されるかもしれません。しかし、あなたが自分を見つめ直し、しっかりとした意志をもって、このプログラムを選択するなら、必ず理解を得られるはずです。僕がそうだったように。
高校で開催された説明会で海外大学医学部という選択肢があることを知りました。それまでは、国内の医学部しか考えていませんでしたが、東洋医学や中国語に興味があったことや語学のできる医師が日本国内でも求められていることを知り、大きな可能性を感じました。
私立医大などを受験しましたが、合格することはできませんでした。浪人は考えていなかったので、両親とよく話し合いました。最初は「中国」に懸念を示していた両親も、最終的には理解してくれました。
中国語学習はまったく初めてです。最初は四声や母音を聞いても全然区別できなくて、本当に焦りと不安を感じました。しかし、熱心な先生方のおかげで文法の楽しさがわかり、中国語スタートから約４カ月でHSK５級を取得しました。
現在東京で一緒に学んでいる進学コースには、中国語も理数系科目ももっとレベルの高い人、努力を惜しまない人がいて、常に刺激になります。クラスメイトは仲間であり、良きライバルです。中国語学習やその他理数系の宿題も多いので大変です。怠けようと思えば怠けられます。でも、どれだけ一生懸命取り組むかによって、結果が大きく変わることを、この１年で学びました。北京大学医学部での留学生活は私が成長できる絶好のチャンスだと思っています。今、医学部進学で悩んでいる皆さん、夢を叶えられるのは日本の大学だけではないことをぜひ考えてみてください。