マナーハウス(Manor House)
英国貴族は、王から与えられた領地に荘園(manor、マナー)を営み、その中の屋敷に居住し、領地を治め、王に仕えました。
この領主の屋敷が manor house、マナーハウスです。
貴族は、自分の領地と国王のいるロンドンとを往復する二重生活を送っていました。
しかし生活の中心はあくまで領地にあり、このマナーハウスを中心とした貴族たちの生活の中から、礼儀作法やスポーツを含め英国の田園文化が生まれました。
ブリティッシュヒルズは、12~13 世紀に作られた古い城を基に、19 世紀のヴィクトリアン様式を取り入れた内装を施したマナーハウスとして再生させたという想定で作られています。
宿泊棟(Guest House)
皆さんが泊まる宿泊棟は、9 つの建物がありますが、それぞれの建物は異なった時代の建築様式を表現しており、家具、調度品のデザインはその時代に合ったものが、建物の呼び名はその時代にふさわしい人物の名前が選ばれています。
カーテン、ベッドカバーの柄など細部にまで至る違いやこだわりをご堪能ください。
お部屋はドミトリータイプ(バス/トイレ共用)で 4 名 1 室でのご滞在になります。
フットチェスト・机・椅子は人数分備えております。
一部、3 名部屋もあります。
リフェクトリー(Refectory)
リフェクトリーという単語は、中世以来の僧院や大学で修行生達が一堂に会して食事をとる大広間をさします。
英国の伝統的な全寮制の学校や大学寮の食堂に見られるように、高い吹き抜け天井には木材の骨組みが露出するクイーンズ・ポスト様式とよばれる中世様式をとっています。
両側の壁面に掛けられた様々なデザインの旗は、英国内の主要な州や都市の紋章です。
パブ(Falstaff Pub)
15~16 世紀の居酒屋兼旅宿を改築して現代のパブに仕上げたイメージで、カジュアルな服装でのご利用が可能です。
外国人スタッフが居合わせたときは気軽に会話を楽しむこともできます。
20 歳未満の皆さんは、バタービールをはじめノンアルコールドリンク等を英語で注文したり、英国伝統のパブゲームを体験できます。
学生ご利用時間 18:00~22:00
ビクトリアンアレー(Victorian Alley)
マナーハウス内にあるギフトショップでは、お菓子・アクセサリー・絵葉書など英国に関連したお土産を多数取り揃えております。
英国の経済発展の絶頂期「ビクトリア朝時代」の Alley(アーケード)から高価・高品質な商品を取り揃える様子をイメージしています。
アスコットティールーム(Ascot tea room)
ティールームには、ヴィクトリア朝時代以来、英国王室ご愛用となった競馬場に因んで、“アスコット”の名をつけてあります。
常時20種類の紅茶や季節のお茶、パティシエ特製のケーキが愉しめる本格的なティールームです。