ノース・デルタ・セカンダリー・スクール（North Delta Secondary School）は、1957年に約550名を収容する高校として始まりました。

1970年代に入り新しい高校ができるまでの間、このデルタ北部エリアの高校生すべてこのノースデルタ高校の卒業生であり、地域コミュニティとも深い関係を築き上げて来ました。

現在、Grade8-12年生を受け入れ、全校生徒約1250名、スタッフ約100名近い大規模高校となりました。

デルタ学区のビジョンを実現することを教育方針とし、ビジョンに「革新的な教育と学習者の成功に関して一流になること」、そしてミッションとして「すべての学習者が成功し、将来に最大限の可能性を提供できるようにすること」を掲げ、人材育成に取り組んでいます。

高校のあるノースデルタ地区はデルタ市の一番広い地区であり、複数のレクリエーション施設や、至る所に自然公園や、世界有数の自然保護公園など緑豊かで、自然を活かしたアクティビティやスポーツなども盛んなエリアです。

またノースデルタ地区も中心地には、公共機関を含め、図書館やコミュニティセンター、多種多様なレストランやカフェも立ち並んでおり、デルタ市の中でも栄えているエリアの一つです。

ノース・デルタ・セカンダリー・スクールは、この中心地にも近く、コミュニティパークや、サッカー場を含むスポーツ複合施設、レクリエーションセンターへは徒歩１０分で行ける距離にありますが、学校周辺は大きな通りと住宅街や緑に囲まれ、繁華街やオフィスビルが立ち並ぶような賑やかさはなく、静かな学習環境が整っています。

ノース・デルタ・セカンダリー・スクールは、デルタ学区の中では珍しいセメスター制（前期・後期）を採用している高校で、海外からの留学生にとっても、年に2回（9月、2月）の入学が可能となっています。

質の高い教育レベルを持ち、ESLコースを全てのレベルの学生の為に提供しています。

大規模サイズの高校として、生徒たちが満足のいく学習を実現するために160以上ものコースを用意し、そして多様性に富んだプログラムも充実しています。

また生徒たちの学習意欲を高める意味で、学期末には優秀な出席率、成績取得者に表彰や学校長リストの発表も行っています。

プログラムでは、デルタ学区のディストリクト・アカデミー・プログラム（7つのスポーツ系プログラムや、5つのアート系プログラム）や、在籍しながら、提携しているクワントレン工芸大学の単位も取得できる二重単位プログラムの農産業＆環境などを学ぶファーム・ルーツ・ミニ・スクールプログラムがあります。

また、職業体験や技術トレーニングもできるキャリアプログラム、そして継続学習教育としてデルタ学区で資格取得の専門プログラム（例えばティーチャー・アシスタントや、幼児教育など）も提供しています。

ノース・デルタ・セカンダリー・スクールでは、特に、音楽や演劇プログラムの評価が高く、アメリカ・ニューヨークなどへの海外ツアーも行っており、生徒にも人気のプログラムです。

さらに、授業以外で生徒たちが交流できるよう様々な興味深いクラブ活動を展開しています。

体育の授業以外のスポーツクラブ活動（バスケットボール、バレーボール、サッカー、ホッケー、クロスカントリー、ラグビー、バドミントンそして陸上）もシーズンごとに提供しており、クラブチームとして活動しています。