猫好きの聖地「マルタ」のネコ・イヌ事情
語学留学
皆さん、こんにちは!
今日、2月22日は、ニャンニャンニャンで「猫の日」だそうです!
しかも、今年は、2022年2月22日。ニャンがこれでもかというほどたくさんで、「スーパー猫の日」なんて呼び名も(笑)

そんな人気の猫たちが、人口よりも多い猫の島が地中海にあるのを皆さんはご存じでしょうか?
今回は「猫の島」として話題のマルタ島にいるネコと、猫の島にも実はいるイヌ(!)についてもご紹介します!

ネコ好きの聖地・マルタ
マルタ島というと、今や世界でも有名になりましたが、ネコ好きの聖地として知られています。

マルタ人口約40万人を大きく上回る約70万匹と言われるネコたちが我が物顔?!でのんびり暮らしている島、マルタ。
ネコ好きさんにはとても魅力的な島であることはもちろん、マルタネコに会うためだけにマルタ島へやってくる人々も年々増えているそうですよ。

マルタ島の北東海岸にあるスリーマという町の海岸沿いに、セントジュリアン湾を望むインデペンデンスガーデンという公園があります。
その公園内に3メートル近い巨大でカラフルな模様でデコレートされた青ネコ像(通称:アタスくん)が鎮座し、ネコ好きさんをどーん!と出迎えてくれます。

また、「ネコ村」ならぬキャットビレッジというネコ保護地区エリアも、セントジュリアンのスピノラ湾の近くにできており、ネコの保護活動にもとっても熱心な国です。
ネコたちはいたるところで集会を開いていたり、たむろしていたりするわけでなく、自由に気まぐれに暮らしているようで、人によっては「なかなか会えないなぁ」という場合も……。

そんな方には、ネコに会えるポイントをまとめた「ネコちゃんMAP」(!)がおすすめです(マルタ観光局のホームページ)
ネコ好きさんはぜひこのMAPをチェックして、それらのポイントをマルタで実際に回ってみてください。

マルタでネコ写真をたくさん撮って、インスタやFacebookにアップしている方もいるようです。
マルタでの時間の流れは、日本と違って、のんびりとしていて、ちょっとお疲れモードの日本人には、とても癒される国だと思いますよ。
マルチーズが生まれた国・マルタ
さて、そんなネコの島になったマルタ島が、実はマルチーズが生まれた国だと皆さんご存知でしょうか?
姪っ子が大のマルチーズ好きで、私もまんまとマルチーズを好きになったのですが、ふと「このかわいい子は、どこの国から来たんだろう?」と疑問に思いました。

早速調べてみるところ、マルチーズはマルタ島出身の犬だった!!ということを知りました。
「そうか、言われてみればマルチーズ(Maltese)は、Maltaからきているのか!」
今まで気づきもしれませんでしたが、俄然今度はマルタ島のマルチーズが気になり始めました。
マルチーズの歴史はとても古く、紀元前1500年頃に、すでに貿易の中継地点として繁栄していたマルタ島に、フェニキア人の水夫たちが持ち込んだことが始まりとされているようです(諸説あり)。

紀元前の古い文献や、ギリシャ時代には壺や皿の装飾としてマルチーズらしき犬が描かれており、高貴な人々にも愛玩されていたことを彷彿とさせる証拠も残っていることから、マルタ島でマルチーズは古くから貴重な存在だったはずです。
中世に入ると、14世紀初めには、イギリスに始めて持ち込まれ、上流階級の人々の人気を得て、あの残虐な王としても知られるヘンリー8世はマルチーズをとてもかわいがっていたことでも知られています。
そして、15世紀には隣国フランスにも渡り、高額な値段で取引されるくらいの大人気犬となったそうです。

近代になると、イギリス領となった1813年以後に、時の統治者ヴィクトリア女王へマルチーズが献上されるも、女王のもとには行かず、初めて開催されたドッグショーに出され、広く人々にマルチーズの存在が知られるようになったようですね。
マルタのハニーストーン(蜂蜜石)を使った歴史ある街並みに、真っ青な空と海、その風景に真っ白いマルチーズが散歩している姿を想像すると、たまりません。

そんなマルチーズ、生まれ故郷マルタ島では今はどうなのでしょうか。
ある人の話によると、昔に比べるとマルチーズは地元では大人気の犬種ではないようです。
散歩しているイヌも別犬種ばかり……、元イギリス領だったこともあり、結構イギリス出身のイヌ(ヨークシャーテリア、ジャックラッセルテリア、ラブラドールレトリーバーなど)を見かけることはあるようですが、なんだかマルチーズの存在、肩身が狭いですね……。

日本でも全員が日本原産の犬(柴犬や秋田犬など)を飼っているわけでもなく、今はプードルや、チワワ、フレンチブルドッグなど洋犬が幅を利かせているので、それと同じかもしれませんね。
マルタ原産のイヌ「ファラオ・ハウンド」
他にマルタ島出身犬として、「ファラオ・ハウンド」というなんだか、神々しい名前のイヌもいることが分かりました。
見た目はマルチーズとはまったく異なる大型犬です。
毛は短く、足は長く、体も筋肉質でほっそりとした、いかにも身体能力高めの狩猟犬です。

歴史的にはマルチーズに遅れること紀元前1000年頃に、再びフェニキア人によってマルタ島へ持ち込まれたエジプト原産の超古代犬が祖先だそうで、長く他の犬種と混ざることなく島民に飼われてきました。
主にウサギを狩るための狩猟犬らしく、マルタ島ではケルタ・タル・フェネック(ウサギ猟犬という意味)という名前で知られています。
ファラオ・ハウンドといつ変わったのでしょうか?

実は、60年代にこれも再び宗主国のイギリスに渡る際に、ケルタ・タル・フェネックから他の名前へ改名することになったそうです。
もともとエジプト原産の超古代犬が先祖ということや、風体から見ても高貴な印象があるケルタ・タル・ハウンドは、故郷エジプトのイメージとしてファラオ(王)という名前を冠したと言われています。
そういえば、顔立ちはエジプト神話に登場する冥界の神で、犬の頭部を持つ半獣、アヌビス神に似ていますよね。

そしてこのファラオ・ハウンドと改名されてからは、さらに人気が上昇し、イギリスだけでなく世界中に広く知られるようになり、母国マルタの名前を広めることに大いに貢献したということです。
その功績により、1920年にマルタの国犬の称号が与えられたそうなのです。

「え?!マルチーズは??ファラオ・ハウンドだけなの?!」
マルチーズ好きとしてはちょっと寂しい気持ちになってしまいましたが、ファラオ・ハウンドのような大型犬は、ヨーロッパで人気なんだそうです。
マルタ語学留学、解禁!
すぐにでもマルタへ行きたくなってしまった方へ朗報です!
ワクチン接種が完了している方は、マルタへの渡航が可能となりました。
入国後の自主隔離も不要なので、すぐにマルタの猫たちに会いに行けますよ!
英語圏留学の穴場なので、日本人も少なく、ヨーロッパから来ている留学生がほとんど。
マルタでは、ワンランク上の素敵な留学生活が送れます~!
詳しくはお問い合わせください。
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まとめ
今回は、マルタのネコ・イヌ事情についてご紹介しました。
マルタ島はネコの島として有名ですが、ネコもイヌもマルタで仲良く暮らしています。

ネコ・イヌ両方大好き!という方は、間違いなく彼らに癒されながら、美しいマルタ島も満喫できるはずです。
是非、ご自身でマルタ島、体験してみてくださいね!!
それにしてもマルタでマルチーズにも会いたいなぁ……
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・【コロナ禍の希望】マルタ留学を選ぶ10の理由
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今日、2月22日は、ニャンニャンニャンで「猫の日」だそうです!
しかも、今年は、2022年2月22日。ニャンがこれでもかというほどたくさんで、「スーパー猫の日」なんて呼び名も(笑)

そんな人気の猫たちが、人口よりも多い猫の島が地中海にあるのを皆さんはご存じでしょうか?
今回は「猫の島」として話題のマルタ島にいるネコと、猫の島にも実はいるイヌ(!)についてもご紹介します!

ネコ好きの聖地・マルタ
マルタ島というと、今や世界でも有名になりましたが、ネコ好きの聖地として知られています。

マルタ人口約40万人を大きく上回る約70万匹と言われるネコたちが我が物顔?!でのんびり暮らしている島、マルタ。
ネコ好きさんにはとても魅力的な島であることはもちろん、マルタネコに会うためだけにマルタ島へやってくる人々も年々増えているそうですよ。

マルタ島の北東海岸にあるスリーマという町の海岸沿いに、セントジュリアン湾を望むインデペンデンスガーデンという公園があります。
その公園内に3メートル近い巨大でカラフルな模様でデコレートされた青ネコ像(通称:アタスくん)が鎮座し、ネコ好きさんをどーん!と出迎えてくれます。

また、「ネコ村」ならぬキャットビレッジというネコ保護地区エリアも、セントジュリアンのスピノラ湾の近くにできており、ネコの保護活動にもとっても熱心な国です。
ネコたちはいたるところで集会を開いていたり、たむろしていたりするわけでなく、自由に気まぐれに暮らしているようで、人によっては「なかなか会えないなぁ」という場合も……。

そんな方には、ネコに会えるポイントをまとめた「ネコちゃんMAP」(!)がおすすめです(マルタ観光局のホームページ)
ネコ好きさんはぜひこのMAPをチェックして、それらのポイントをマルタで実際に回ってみてください。

マルタでネコ写真をたくさん撮って、インスタやFacebookにアップしている方もいるようです。
マルタでの時間の流れは、日本と違って、のんびりとしていて、ちょっとお疲れモードの日本人には、とても癒される国だと思いますよ。
マルチーズが生まれた国・マルタ
さて、そんなネコの島になったマルタ島が、実はマルチーズが生まれた国だと皆さんご存知でしょうか?
姪っ子が大のマルチーズ好きで、私もまんまとマルチーズを好きになったのですが、ふと「このかわいい子は、どこの国から来たんだろう?」と疑問に思いました。

早速調べてみるところ、マルチーズはマルタ島出身の犬だった!!ということを知りました。
「そうか、言われてみればマルチーズ(Maltese)は、Maltaからきているのか!」
今まで気づきもしれませんでしたが、俄然今度はマルタ島のマルチーズが気になり始めました。
マルチーズの歴史はとても古く、紀元前1500年頃に、すでに貿易の中継地点として繁栄していたマルタ島に、フェニキア人の水夫たちが持ち込んだことが始まりとされているようです(諸説あり)。

紀元前の古い文献や、ギリシャ時代には壺や皿の装飾としてマルチーズらしき犬が描かれており、高貴な人々にも愛玩されていたことを彷彿とさせる証拠も残っていることから、マルタ島でマルチーズは古くから貴重な存在だったはずです。
中世に入ると、14世紀初めには、イギリスに始めて持ち込まれ、上流階級の人々の人気を得て、あの残虐な王としても知られるヘンリー8世はマルチーズをとてもかわいがっていたことでも知られています。
そして、15世紀には隣国フランスにも渡り、高額な値段で取引されるくらいの大人気犬となったそうです。

近代になると、イギリス領となった1813年以後に、時の統治者ヴィクトリア女王へマルチーズが献上されるも、女王のもとには行かず、初めて開催されたドッグショーに出され、広く人々にマルチーズの存在が知られるようになったようですね。
マルタのハニーストーン(蜂蜜石)を使った歴史ある街並みに、真っ青な空と海、その風景に真っ白いマルチーズが散歩している姿を想像すると、たまりません。

そんなマルチーズ、生まれ故郷マルタ島では今はどうなのでしょうか。
ある人の話によると、昔に比べるとマルチーズは地元では大人気の犬種ではないようです。
散歩しているイヌも別犬種ばかり……、元イギリス領だったこともあり、結構イギリス出身のイヌ(ヨークシャーテリア、ジャックラッセルテリア、ラブラドールレトリーバーなど)を見かけることはあるようですが、なんだかマルチーズの存在、肩身が狭いですね……。

日本でも全員が日本原産の犬(柴犬や秋田犬など)を飼っているわけでもなく、今はプードルや、チワワ、フレンチブルドッグなど洋犬が幅を利かせているので、それと同じかもしれませんね。
マルタ原産のイヌ「ファラオ・ハウンド」
他にマルタ島出身犬として、「ファラオ・ハウンド」というなんだか、神々しい名前のイヌもいることが分かりました。
見た目はマルチーズとはまったく異なる大型犬です。
毛は短く、足は長く、体も筋肉質でほっそりとした、いかにも身体能力高めの狩猟犬です。

歴史的にはマルチーズに遅れること紀元前1000年頃に、再びフェニキア人によってマルタ島へ持ち込まれたエジプト原産の超古代犬が祖先だそうで、長く他の犬種と混ざることなく島民に飼われてきました。
主にウサギを狩るための狩猟犬らしく、マルタ島ではケルタ・タル・フェネック(ウサギ猟犬という意味)という名前で知られています。
ファラオ・ハウンドといつ変わったのでしょうか?

実は、60年代にこれも再び宗主国のイギリスに渡る際に、ケルタ・タル・フェネックから他の名前へ改名することになったそうです。
もともとエジプト原産の超古代犬が先祖ということや、風体から見ても高貴な印象があるケルタ・タル・ハウンドは、故郷エジプトのイメージとしてファラオ(王)という名前を冠したと言われています。
そういえば、顔立ちはエジプト神話に登場する冥界の神で、犬の頭部を持つ半獣、アヌビス神に似ていますよね。

そしてこのファラオ・ハウンドと改名されてからは、さらに人気が上昇し、イギリスだけでなく世界中に広く知られるようになり、母国マルタの名前を広めることに大いに貢献したということです。
その功績により、1920年にマルタの国犬の称号が与えられたそうなのです。

「え?!マルチーズは??ファラオ・ハウンドだけなの?!」
マルチーズ好きとしてはちょっと寂しい気持ちになってしまいましたが、ファラオ・ハウンドのような大型犬は、ヨーロッパで人気なんだそうです。
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すぐにでもマルタへ行きたくなってしまった方へ朗報です!
ワクチン接種が完了している方は、マルタへの渡航が可能となりました。
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英語圏留学の穴場なので、日本人も少なく、ヨーロッパから来ている留学生がほとんど。
マルタでは、ワンランク上の素敵な留学生活が送れます~!
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まとめ
今回は、マルタのネコ・イヌ事情についてご紹介しました。
マルタ島はネコの島として有名ですが、ネコもイヌもマルタで仲良く暮らしています。

ネコ・イヌ両方大好き!という方は、間違いなく彼らに癒されながら、美しいマルタ島も満喫できるはずです。
是非、ご自身でマルタ島、体験してみてくださいね!!
それにしてもマルタでマルチーズにも会いたいなぁ……
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