留学センターブログ

【コロナ禍オーストラリア渡航レポート】出発編

海外文化・留学Tips
こんにちは、ISI国際学院 留学センターです。

コロナ禍、パンデミック、という世界に突入して早くも1年以上がたちました。

ウィズコロナの生活にもすっかり慣れてしまっていますが、海外渡航についてはまだ未知数な部分が多いですよね。

この記事では、ISI国際学院スタッフが渡航した際の様子を「コロナ禍オーストラリア渡航レポート」としてお届けします!



第一回目の今回は、「出発編」。

PCR検査などの事前準備から飛行機に乗るところまでをレポートします!

※この情報は、2021年4月3日にオーストラリアへ向け出発した時点での情報がもとになっています。
実際に渡航される際には、大使館などからの最新情報をご確認ください。



鎖国状態?!オーストラリアの入国制限

まずは、オーストラリアの現在の状況についておさらいします。(2021年4月8日現在)

オーストラリア国内では、コロナウイルスの市中感染はほぼゼロに抑え込まれています。

スーパーマーケットやレストランなども全てパンデミック以前の営業形態に戻っており、病院などの特定の場所を除きマスク着用の義務もありません。



オーストラリアでは、現在も全面的な入国制限が行われており、特別な場合を除き現在入国が許されているのは以下にあてはまる方のみです。

オーストラリア国籍または永住権所持者、その配偶者、法定後見人及び扶養者を含む直近の家族

私は日本国籍ですが、オーストラリア国籍者の直近の家族であったため入国が許可されました。

残念ながら、学生ビザ所持者の入国は現在も許可されていません。(今は、オーストラリアへ留学できません。)



ですが、多くの語学学校や留学生受け入れを行っている大学・高校などが政府との協議を重ね、早期入国制限緩和に向け方法を検討中です。

4月19日からは、ニュージーランドとオーストラリアの間で相互に自己隔離なく行き来できるトラベルバブルの開始が決まっており、今後も続々と良いニュースが入ってくることに期待しましょう!



オーストラリア出発へ向け準備開始!

渡航準備は渡航の約2か月から動き出しました。

具体的には以下のような手続きが必要でした。

1.コロナ禍でのオーストラリア入国許可を認める特別措置申請(オーストラリア国籍者の直近の家族である証明)
2.ビザの取得
3.日本出発72時間前以内のオンライン事前登録
4.日本出発72時間前以内のPCR検査と陰性証明の取得


では、ひとつずつご紹介していきます。


1.特別措置申請

この申請については、学生ビザ、観光ビザで渡航できるようになった際にはこのステップは省かれるものと見込まれますので、詳しい説明は省かせていただきます。

ちなみにオーストラリアは行政関連の申請も全てオンライン化が進んでおり、今回の申請も全てオンライン。



パスポートのコピーや必要な書面は全て、携帯でスキャンもしくは写真に撮ってアップロード、というシステムになっています。

この申請も回答する内容はシンプルなものばかりで、10分ほどで申請は完了。

結果も1週間以内に届き、とてもスムーズでした。


2.ビザの取得

これは、観光ビザであるETASを取得しました。

オンライン申請、スマートフォンアプリ申請と2つの方法があり、スマートフォンアプリでの申請が推奨されています。

尚、現在は入国制限がしかれているため、オーストラリア当局は新規ETASの受付を原則停止しています。

ですので今回は、1.特別措置申請を行った後、誘導を受けETAS取得を行いました。

このETAS申請のステップ自体は、従来の申請方法・内容と変更はなく、申請したその日のうちにビザが交付されるスピード対応でした!



オーストラリアでは、現在も学生ビザの申請受付また交付を行っています!

今後長期で留学をしたい、とお考えの方は早めに手続きを行っておくことで、国境が開き次第すぐに出発することもできます。


3.オンライン事前登録

オーストラリア入国後、14日間の自己隔離をホテルで行うのですが、このホテルの手配は全てオーストラリア政府によって手続きがされています。(費用は自己負担)

ですので、スムーズにホテルでの自己隔離に移行できるよう、この事前登録で名前やフライト情報などを登録することになっています。



カナダでも同様に、ArriveCANというアプリが導入され、日本出発前72時間以内の登録が必要になっていますね。


4.PCR検査、陰性証明の取得

今回は、いわゆる民間のPCR検査機関を使用しました。

オーストラリアの場合は、PCR検査の方法(唾液採取、鼻咽腔拭い液採取など)また検査機関に指定がなかったため、今回は比較的費用の抑えられる民間機関を利用しています。

渡航先によっては検査方法また医療機関を指定されている場合がありますのでご注意ください。

また、陰性証明書には実は複数種類があるため(検査機関名での発行、医師の診断も受け病院名での発行、海外渡航のための証明書など)、海外渡航に適した陰性証明書を発行してくれる機関である必要もあります。

渡航先ごとに必ず最新情報を確認したうえで、ご予約等行うようご注意ください。



ちなみにこの機関では、PCR検査(唾液採取)費用5,500円+海外渡航用陰性証明書発行13,200円、計18,700円でした。

PCR検査自体初めてで唾液採取という方法も良く分かっていなかったのですが、渡される容器にただひたすら唾液をためていくんですね。

この時は試験管を一回り細くしたような容器で、そこから1~2㎝程唾液を溜めて提出してください、ということでした。

この検査機関では当日の11時までにこの提出を完了すれば、早ければ当日17時以降に医師の診察と陰性証明書の受け取りができ、混み合っている場合は翌日10時以降の受け取り、という案内で、私は10:30に検査を予約していました。

当日実際に行ってみると、予約をしていない人もいたそうで長い列になっており、当日中に陰性は確認できたものの証明書の発行にはたどり着けず、翌日再度検査機関に行き、無事証明書を発行してもらえました。

現在、企業が従業員全員のPCR検査を実施する例が増えているそうで、こちらの検査機関では当日中の陰性証明の発行が難しくなっているそうです。

今後もこの傾向は続きそうだとも仰っていましたので、余裕を持って準備することが重要ですね。



オーストラリアへついに出発!

2021年4月3日、渡航当日です。

現在はオーストラリアへの日本からの渡航便がとても限られています。

皆さんも良くご存じのカンタス航空、ジェットスター航空が今年10月末までの運休を発表しているためで、現在は羽田もしくは成田からシドニーへ、JALとANAが運航しているのみとなっています。



↑成田空港第二ターミナル 運航便自体が少ないので空港内は閑散としていました。

4Fレストラン、お土産フロアで開いていたのはマクドナルド、スタバ、中華レストラン、カメラのキタムラ、ポケモンストア、コンビニのみ。

今回は、JALの成田-シドニー便を利用し、当日はフライトの3時間前にチェックインを行いました。

通常だとWEBチェックインが利用でき、機械で自分で搭乗券も印刷できるシステムになっていますが、今回は特別措置の申請やPCR検査の陰性証明書の確認もあったため、WEBチェックインは対象外で、直接カウンターへ行きました。

カウンタースタッフの方から、特別措置、事前登録、陰性証明書について一通り質問を受けた後、オーストラリア当局へ最終確認の電話も入れていただき、無事搭乗券が発行。

結局搭乗手続きに20分くらいかかりましたが、無事搭乗券が発行され、一安心しました。

まだ少し早かったのですが、そのままセキュリティ、出国審査を通り搭乗ゲートへ向かいました。

空港自体が混んでないので当たり前ですが、セキュリティでも出国審査でも並ぶことなく、スムーズにゲートに到着できました。



↑飛行機に乗り込むと、予想通り乗客はまばら。

私は飛行機のど真ん中、翼の真上の窓側だったのですが、同じ列反対の窓際に1人いらっしゃるだけ。

この方との間、それから前2列は空席で、それ以外の席もぱらぱら。

さらに私より後ろの後方エリアはおひとりしか乗っていなかったようです。

オーストラリアを含め海外への渡航は初めてではないのですが、ジェットスターなどのLCCを使っているので、実はJALでの海外渡航は初めてだったのですが、やはり快適さは全然違いますね!

機内エンターテイメント、無料のドリンクサービス、飛行中2回の食事、今まで乗っていたLCCでは全て有料オプションで付けたことがなかったので、このチャンスにしっかり満喫させていただきました!笑

また周りも人が乗っていなかったため、隣の席も使って横になって休むことができました。

飛行機や空港が混んでいない、というのはコロナ禍渡航のいいところですね!



ついにシドニー到着。



↑到着直前。綺麗な朝日が海から上がってくる様子が見えました。

実は出発が30分ほど遅れていたのですが、到着は定刻通り。早朝6:10にシドニーに到着しました。

ここから飛行機を降りるまで、また入国審査などまだまだ盛りだくさんとなりますので、次回に紹介したいと思います。



まとめ

今回は、「コロナ禍オーストラリア渡航レポート~出発編」をお届けしました。

今後国境が開いたらすぐに出発したい!とお考えの方も多いと思います。

次回は、オーストラリア入国~自己隔離生活編です!



ISI国際学院では、今すぐ行ける高校留学、カナダ高校留学プログラムへのお問い合わせを現在も受け付けております。



特に、2022年1月入学を目指す方は、ウィズコロナの生活を踏まえたうえで、カナダ高校留学がおすすめです。

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