留学センターブログ

イギリス語学留学体験談~住宅探し失敗編⑤食卓のヘビーローテーション~

語学留学
皆さん、こんにちは。失敗続きの住宅探しも今回で5回目です。

前回のブログでは、ようやくホームステイという暖かな住居に落ち着いたと思っていたところで、まさかのホストマザーの料理下手?が発覚。

さらには、究極の質問がマザーから飛び出し、その質問をいかにうまくかわそうかと考えあぐねたところで終わっていました。


ホームステイ先での食事

ホームステイを経験されたことがある方で、ホストマザーが作る料理で悩まれたことはありますでしょうか?

皆さんの中には、食べることが大好きで、留学中も食を楽しみたい方は一定数いらっしゃると思います。



私はグルメではありませんし、ホームステイに最初から過大な期待をしていなかったので、正直ホストマザーの作る料理に対しても、大きな期待はそれほど持っていませんでした。

まずは暖かい部屋で勉強できること、食事をいただけること(味は不問)、この2点が満たしていれば合格点だったのです。

ただ、海外の家庭の食卓には興味がありました。

私は思い出のつもりで、毎回夕食のメニューをメモしていたのです。




規則正しい食事のパターン

そんなある時、私は彼女のメニューにはあるパターン、傾向があることに気づきました。

<基本的なメニューとしての主軸3パターン>
・パスタ
・オムレツ
・冷凍食品

基本この3つがローテーションで食卓に回ってきます。



パスタはスパゲッティとペンネの2種類があり、ソースは3種類(トマト、バジル、クリーム)で基本はソースを混ぜ合わせるだけのパターンです。

オムレツは3種類(マッシュルーム、チーズ、トマト)でこちらも基本は食材を混ぜ合わせるだけのパターンです。

そして冷凍食品は大概2種類(白身のフライ、ピザ)ポテトフライ付き(イギリスではポテトチップスと言います)で、こちらは基本、電子レンジでチンするだけのパターンです。

見事にこのパターンが規則正しく回わってきます。




苦肉の策

パスタは出来合いのソースを使っているので、そこそこの味だとは思うのですが、薄く延ばして使っているのか、なぜか味がぼけていて、日本のように凝った味付けのソースではありません。

またオムレツは食材そのものの味を生かしてあるのか、プレーンな味付けで、あとは自分で味付けをしなければなりません。

大概はケチャップかマヨネーズ、塩、胡椒がテーブルに置いてあります。

滞在中、食卓でこれ以外の料理に巡り合うことは叶いませんでした。



その中で彼女の料理を褒めて、好きな料理を選択しなければならなくなった私は、苦肉の策で、消去法で選ぶことにしました。

「どれが一番、毎食出てきたとして、長く飽きが来ないだろうか?」

当時は暖かい部屋があるだけでもありがたい気持ちが強く、下手な英語で傷つけはしないかという変な遠慮もありました。

「オムレツが好きかな?チーズ入りは美味しいと思う」と答えました。

マザーは「オムレツ?オムレツね。そう、オムレツが好きなのね。」

とうなずきながら、機嫌よく台所に消えていきました。




オムレツのヘビロテ

その日を境に、食事メニューのパターンにある変化が起きました。

それまでの規則正しいローテーション(パスタ→オムレツ→冷凍食品→パスタ・・・)だったのが、パスタ→オムレツ→オムレツ→冷凍食品→オムレツ→オムレツ→パスタ→オムレツ・・・。

明らかにオムレツが食卓に並ぶ頻度が高くなったのです。 



マザーからすれば「留学生が好きなものを作っている」という満足感に満たされていたことでしょうが、次第に私には体調の変化が現れ始め、顔には吹き出物が出現し、夕食時間が憂鬱になってきました。

これなら最初のローテーションのほうがマシだったか!とひどく後悔したほどでした。

マザーが食卓で見せる満足そうな顔を見るたびに、今からでも「パスタ押しにしようか」、「冷凍押しにしようか」と何度も心が揺れましたが、もともと選択肢がほとんどない食卓です。

変更してもパスタの頻度が高くなるか、冷凍ものの頻度が高くなるかの違いだろうという結論に至り、この状況では留学終了までホームステイを継続することは厳しいと思うようになりました。

ただ、暖かくなる春まではこのマザーとオムレツとともに過ごす覚悟を決めたのでした。

マザーが夕食時になると、鼻歌まじりでフライパンにバターを溶かし、卵を割る光景とその香りはいまだ忘れることはできません。



ホームステイはある意味いろいろな経験ができます。

私は今振り返ると、これも楽しい貴重な経験だったと言い切ることができます。

日本では間違ってもこういう経験や体験はできないからです。


失敗もトラブルも留学の醍醐味

よくホームステイでのトラブルで「こんな思いをするために留学したのではない」、「英語を勉強するためにきたのに」という声を耳にすることがありますが、個人的には命の危険にかかわること以外は、失敗もトラブルも留学の一部、醍醐味だと思っています。

マザーも悪気があって、このような料理を提供したのではなく、前向きにとらえれば、ただ、料理が下手で、レパートリーが異常に少なかっただけなのです。



そして私もまた、はっきりと自分のリクエストや、思っていることを正直に言えなかったこともホームステイをずっと継続できなかった一因だと思います。

嫌な思いや喧嘩をしたわけではありませんが、他者と生活をともにする上で、意思疎通のためのコミュニケーションの大切さを学んだ4か月でした。

こうして、しばらくはパスタやオムレツを食べたいと思えないほど、彼女の料理を十分に堪能した私は、自身の体調をずっと気を使いつつ無事?ホームステイを終了したのでした。





【このホームステイで学んだこと】
1.食事のバランスは常に気にかけ、体調管理は留学の一部と考えよう!
2.ホームステイは、自身のコミュニケーション力(人間力)が試される!
3.命が危険なこと以外で起こるすべては、素晴らしい経験と考えよう!
  厳しい経験さえも後々振り返れば笑いのネタになる!
4.悩むことは悪いことではなく、抱え込む必要もない。悪いのは不平・不満を貯め込むこと!









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