北京大学医学部進学コース開学式から一ヶ月ほど経ちました。


開学当初は緊張していた参加者の皆様もクラスメートや授業の雰囲気にも慣れ、
新しい環境を楽しみながらも、医師を志す仲間と切磋琢磨する様子も見られるようになりました。

さて、東京・池袋での医学部進学コースでは、「機動課」という課目を設置しております。

機動課は、進学コースで中国語と理数科目を学習するのみに留まらず、
「中国留学を経て医師を志す」上での”様々な準備”を行うことを目的として設置しています。

先日は、中国留学後に現地の生活にスムーズに馴染めるよう、異文化理解とその対応に関する時間を過ごしました。



例えば、
日本と中国の謝る文化の違いを、中国人を招いてケーススタディ形式でディスカッションをしたり、
異国の挨拶の所作を疑似体験して、挨拶文化の違いを理解したりしました。

また、中国では食事をする際に、割り勘ではなく、おごる・おごられる文化がありますが、
実際に現地に行ったら、自分はどう行動するかというシュミレーションもしました。

学生たちは、自分が異文化にどう対応していくか等を熱心に考え意見を述べておりました。

医学部進学コース参加者は、来年2月に北京へ渡航します。
ぜひ日本にいる間に、異国への見識を更に深め、今後の出会いを一期一会のつもりで大切にしてもらうことを期待します。