先日、北京大学医学部の入学式が校内グラウンドにて行われました。
今年は、日本、韓国、アメリカ、カナダ、タイ、マレーシア、シンガポール、ブラジルなど世界24か国から来た留学生101名が北京大学医学部に入学し、
大学学部及び大学院の中国人学生を合わせると、2200名あまりの新入生が北京大学医学部に入学しました。

 

式典には、2008年にノーベル化学賞を受賞された「コロンビア大学　マーティン　チャルフィー氏」が来賓として招待され、北京大学医学部の新入生にお祝いのことばを述べられました。





7月まで北京大学医学部の予科班で勉強していたＩＳＩ医学部会員の皆さんも、この日の入学式に出席し、これから始まる医学の勉強を前に心を新たにしていました。
今回の入学式には、日本からいらっしゃった3組のご家族の方々も参加され、新1年生といっしょにその門出をお祝いしてくださいました。そして、ＩＳＩ医学部会員の新1年生からは、次のような抱負が寄せられました。



●およそ半年間の予科での勉強を経て大学一年生になりました。歩み始めた道は、楽ではないからこそ、自らの志を胸に、恵まれた仲間と共に邁進して行きます。
（1年　吉永崇義）

●たくさんの人に支えられ、助けてもらいながら、本科の入学式まで来ることが出来ました。ここまで来させてくれた人たちに感謝です。たくさんの同級生と共に、これからどんな事が起きるのか楽しみであり、ほんの少し怖くもあります。例えどんな状況に陥ったとしても、諦めずに限界までやって、自身の成長と共に、胸を張って卒業証書を受け取りたいです。これからも体調に気をつけながら、邁進していきます。
（1年　島袋瑠果）

●約4カ月の予科コースを終えて、 今週からいよいよ北京大学医学部（北医）の本科が始まります。これから長い道のりが始まり、いまは期待と不安と入り混じった気持ちですが、北医の学生証、校章を受け取ったときの初心を忘れず、志をともにする心強い仲間たちと一緒に一年一年乗り越えていきたいです。また、放課後や週末には北京のいろいろな所を訪れて中国文化についても学んでいきたいと思っています。
（1年　李陽仙）

●先日、北京大学医学部の入学式を終えました。中国に留学したこと、さらに医学部にいること自体がまだ夢のような気がします。まずは、このような偉大な大学に入学できたこと、そして医師になるための良い機会を頂いたことに感謝したいです。目標に向かって精進し、悔いのない日々を送りたいと思います。
（1年　中山拓也）