北京大学医学部ブログ

夏休みの一時帰国を終え、北京生活ふたたび

医学部ブログ
2カ月の夏休みを終え、北京に帰ってきて早一ヶ月。
日本食をたっぷり堪能してきたので 中国の味が少し恋しくなり、 麻辣烫(マーラータン)や火锅(フオグオ)、名前のわからない屋台料理を日々食べています。



中国ではたくさんタピオカの入った紅茶が160円で飲めるので、時々疲れが溜まっている時にみんなで飲みます。
そろそろ自炊を再開しようと思っているので、先日、イトーヨーカ堂にいって、日本の食材を調達してきました。日本の価格の2倍くらいはしてしまいますが、セブンイレブン、イトーヨーカ堂、イオンなど日系企業も進出しているので、いつでも自分で日本の味を作ることができます。



2年生の1学期は、医学部に入ったなと実感させられるような科目が盛りだくさんです。
連日、形態学、解剖学、実験、とハードな科目が続きます。骨学では、骨の細かいところまで名称がついていて、その他にも筋肉、神経、内臓など覚えなければいけない量が膨大です。

しかも全て漢字でなおかつ将来の国試の為に日本語も付随させて覚えなければなりません。母国語ではない上に、他の学生の2倍もの量を半年で覚え、同じテストを受けるのです。



首都医科大学には6人の日本人がいます。お互いに助け合い、情報交換をして今までのテストも乗り越えてきました。
今学期からは、日本人2人ペアで各班に振り分けられたので基本的に日本人2人、中国人50人くらいで授業を受けています。中国人のクラスメートたちも、必要な連絡をわざわざ伝えに来てくれたり、交流会に呼んでくれたりするなど、とてもよくしてくれます!

レポート担当:首都医科大学2年 伊藤