北京に来て、あっという間に１ヶ月が経ちました。この１か月だけでも、印象に残ることがいろいろありました。
たとえば、私はHSK5級に合格していたのですが、食堂では従業員の言うことが分からず、注文をして食事を始めるのに数十分かかってしまいました。さらに食堂では辛い料理が多く、パッと見ただけでは辛いか分からず、注文して食べ初めて激辛だったという経験が多く大変でした。



また盗難やスリについての噂をよく耳にしていたので、常に警戒をし、こちらに来て一回もスリの被害にあっていません。しかし、この文章を書いている最中、買ったばかりの自転車を、なんと１晩で盗まれてしまいました。市販の鍵を付け、大学内に停めていたので、被害に遭うとは全く思っていませんでした。いろいろな人に聞いてみると、鍵は安物なら最低２個付けるべきといわれ、過去に５回以上盗まれたという人もいるようです。

　

生活上は、このように日本では考えられないことがいろいろありますが、なんと言っても、北京大学は中国最高のエリートが集まる大学で、ここで勉強できることは、非常に光栄なことと思います。

ここまで支えてくださったISIの方々や両親に感謝しています。困ることも多いですが、楽しいこともとても多いです。最近では中国将棋にはまっています。これからの道のりは長いですが、充実した留学生活を送りたいと思います。

レポート担当：北京大学医学部予科　陳山