北京大学医学部ブログ

2015年度 北京大学医学部進学コース 開学式が挙行

医学部ブログ
北京大学医学部に進学を決めた学生の開学式が、5月11日に東京にて行われました。当日は、北京大学医学部 唐先生よりご挨拶いただき、また順天堂大学からもご来賓を迎え、卒業生にも出席いただき、学生への励ましをいただきました。一部ご紹介いたします。

北京大学よりお祝いのお言葉をいただきました。

北京大学医学部は1912年に成立され、中国政府が独自で創設した最初の西洋医学校でもあります。また中国で最も早く外国人留学生を受け入れた学校の一つでもあり、100年という歴史の積み重ねと発展とともに、中国で最も素晴らしい医学校となりました。
ISI国際学院様と私どもはすでに10年以上パートナーを組んでおり、また多くの優秀な学生を北京大学へと送り込んでいただいております。双方のこれまでの努力の結果、優秀な卒業生達が日本の医師国家試験に合格し、素晴らしい医療人材として日本の医療業界へと進んでいることを大変光栄に思います。
ここに座っているみなさんもこれから中国語と理数科目を学び、来年3月から始まる北京大学医学予科と本科にてしっかりと基礎固めをして、将来優秀な医療人材となり、北京大学から日本へと向かわれることを堅く信じております。

今年度13期生を代表して柚木さんから宣誓をしていただきました。

私は、全国各地から、様々な経歴を持ちながらも、医師になるという一つの目標そして夢を持った仲間と共に学べることに幸せを感じています。
(抜粋)「私は文系の出身であり人の倍、3倍努力し続けなければならないでしょう。しかし初心を忘れずに、日々、勉学や人との交流を通して知識と智慧を身につけるという研鑽を続ければ必ずや医師になれると信じています。」



そして、私達が学ぶ中国は大きなエネルギーと可能性を持った国です。その国の北京大学という、最高学府で学べる機会を頂きました。その機会を活かしていき、勉学はもちろん、それだけではなく、中国、そして世界の学生との交流をして広い視野を身に付けていきたいと願っています。
私たちの進む道には、様々な事があると思いますが、医師になり、多くの人を助け、社会に還元できるように、初心を忘れず学んでいくと宣誓致します。

また、開学式の締めくくりとして、昨年、中国医師国家試験に合格された竹井さんより、励ましのメッセージをいただきました。

私には北京大学に留学している時に、今もですが、 心に留めている言葉があります。
「What do you want to be? How do you want to be?」です。
何になりたいか、そして、どんな人でありたいか。「医師になり、医師という職業を通じてどうやってこの世の中で生きたいのか、どういう人でいたいのか。」私はいつもそうして自問しています。



海外に一人でいるとやはり不安になる時があります。なんで日本の医学部に行けるまで努力しなかったのだろう、とか、日本の友達は日本で楽しそうだなー、とか感じる時もあるかもしれません。
でも、みなさんは一大決心をしてこの道を選んだのだと思います。でなければ今みなさんはここにいないと思います。選んだのには「何かしらの意味」があると思います。
夢へのベクトルがぶれていないならどこの道を通っても結果は同じです。むしろ先入観をなくして、いろんな体験をして、充実した人生を送れるのであれば留学して本当によかった!とみなさんは気づけると思います。ですから、北京に行くまでに「what do you want to be, how do you want to be.」、「自分が将来どうありたいか、どんな人生を歩みたいのか」をしっかり考えて毎日を楽しく過ごしてください!
開学式翌日より、医学部進学コースの授業がスタートしました。弊社スタッフも全力でサポートしてまいります!



レポート担当:医学部留学センター 中山