北京大学医学部ブログ

中国の果物は量り売り!

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日本は、猛暑が続いているようですが、北京も夏はかなり暑いです。例年、最高気温は連日30度を超え、時には40度に達することもあります。しかし、日本と違って湿度があまり高くないので、日陰に入ると、かなり暑さをしのぐことができます。
今年は、例年と様子が違い、7月から雷雨の日が続き、あまり猛暑日がありません。もともと北京には梅雨がないのですが、雷雨と曇りが続いて、最近までちょっとした梅雨のようでした。

ところで、夏といえば、北京でもスイカ(西瓜)がよく食べられています。
日本でおなじみの黄緑と濃い緑のシマシマ模様のスイカ、濃い緑一色のスイカ、中身が黄色いスイカ、長いスイカなど、種類もたくさんあります。
また北京では、日本と比べると、スイカがとても安いです。安いときには、1玉が9元(=約180円!)くらいです。写真のスイカは、北京の高級スーパーで売られているものですが、安いのが1玉35元(=約700円)くらいです。



おもしろいことに、中国では、今でも果物や野菜などは、個数単位の値段で売るのではなく、重さ単位で値段を決める量り売りになっています。そのため、スーパーの中には、写真のように果物や野菜を持っていき、重さを量ってもらって、値段のシールをつけてもらうところがあります。写真の「称重処」と書かれているところがそうです。つまり、写真の安いスイカについている値札は、2.9元ですが、これは500g2.9元の意味で、スイカ1玉約6kgとして計算をすると、約35元ということになります。



このように重さで値段が決まるので、スーパーに行くと、皆、とうもろこしの皮をむいてとったり、ライチの茎をとったりして、軽くできるものは軽くしてから量ってもらい、値段をつけてもらっています。 みなさんも中国に来たら、ぜひ量り売りの買い物に挑戦してみてください。

レポート担当:北京事務所 大沢