デルビュー・セカンダリー・スクール（Delview Secondary School）は、デルタ市の３つの地区（ラドナー、トワッセン、ノースデルタ）の中で一番広いエリアのノースデルタ地区にあります。

ノースデルタ地区は、３つの地区の中でも自然に恵まれており、デルタ自然保護区や、ウォーターシェッド・パーク、世界有数の自然保護公園としても有名なバーンズボグ州立公園は人気のスポットの一つであり、複数のリクリエーション施設なども充実しています。

マウンテンバイクやハイキングコースなどアクティビティも楽しめる３つの地区のなかで最も栄えていると言われてます。

またノースデルタ地区の中心街エリアには郵便局、図書館、警察署、コミュニティパーク、サッカー場、カフェや日本食など多種多様なレストランやスポーツ複合施設などアクセスできる環境が整っています。

デルビュー・セカンダリー・スクールは、1969年創立で現在、Grade 8-12年生までを受け入れている全校生徒約800名という比較的小規模サイズのセメスター制の学校です。

セメスター制とは1年を2学期（前期・後期）に分けて、各学期で4教科ずつ履修し、１年を通して８教科を学習する学校制度です。

デルタ学区の中では、このデルビュー高校とその他１校のみが採用している制度です。

セメスター制の高校は、年間２回の入学が可能であり、さらに学習面では１学期で最大４教科のみ履修するので、学期中はその4教科に時間をかけて集中できる点において、留学生に向いている学校の一つと言えるでしょう。

学校規模が小さいにもかかわらず、１５０以上ものコースを生徒たちに提供しており、幅広く教科、科目を選ぶことができます。

また、教師たちは個々の生徒へ目を配り、配慮やサポートができるよう努めているので、馴染みやすいアットホームな雰囲気もあります。

プログラムとしては、デルタ学区で提供しているデルタ・ディストリクト・アカデミープログラムや、職業体験や報奨のある職業トレーニング、提携している大学やカレッジの単位も在籍しながら取得できる二重単位職業トレーニングプログラムなど生徒たちの関心が高いプログラムとして評価されています。

また受賞歴のある環境＆農産業プログラム（ファーム・ルーツ・プログラム）も提供しています。

特にデルビュー・セカンダリー・スクールは、ノースデルタ地区の中でも「地域社会への貢献」と「リーダーシップを発揮できる機会を与える」ことに力を入れています。

学校は、生徒たちにリーダーシップを向上する機会を提供すること、そして楽しいイベントを組織して、主催することにより、地域と生徒の間を強化すること、そして生徒としての好ましい関係を促進することを目標として取り組んでおり、その取り組みは高く評価されています。

近年改装された学校の施設はメディアセンター、コンピューターラボ、ジム、そして様々なワークショップを設けています。

ノースデルタレクリエ―ションセンターも近くにあり、放課後のアクティビティにも利用できます。