北京大学医学部 現地視察記2014

【現地視察】M.Y. さん

M.Y. さん
2014年11月に北京大学医学部現地視察を実施しました。
参加された入学内定者と保護者の方々から生の声が届きましたのでご紹介します。

現地を視察し、気づけた付加価値

視察に赴き、理解を深められた。
「百聞は一見に如かず」。現地視察はこの言葉以上の成果がありました。北京大学医学部へ留学をご検討中のみなさんは、さまざまなメリットを想像されていると思います(中国語で医学を学べる、中国語がネイティブレベルに話せるようになる、中国の文化を理解できる、日本の医学生よりも多くの臨床経験が積めるなどです)。
しかし、実際に視察に赴き、現地担当職員の方、医学部留学中の方、中国の別の大学(北京語言大学など)へ留学中の方のお話を聞くことで、もっと深いところまでわかってきます。「具体的には、こんなことが吸収できるんだろうな」と。
そして、自分の疑問点をすべてぶつけられるため、多くのことが解消します。

身につくであろう付加価値。
● 意見を主張する力
中国は主張しなければ、手に入れたいモノを獲得できない社会です。医療現場という社会に出たときに、リーダーシップを発揮する上で非常に重要な能力になります。
● 人間味、温かさ
日本人よりも人に対して、若干温かく接するのが中国人の文化のようです(中国語はどうしても日本人にとって強めに聞こえてしまいますが、実際の人々は違います。また、互いの国のメディア情報によって、お互いに偏見が含まれた情報が伝わっているため、このようなメリットは見えにくくなっているのではないでしょうか)。
● 日本の良い点、悪い点を発見できる
日本で普段あたりまえに感じていることでも、実は非常に優れたところであったということを実感できます(交通・飛行機内でのマナー、ゴミの捨て方など)。さらに、逆に日本人でも見習うべきところも見つけることができます。
● 中国の文化を吸収できる
中国文化を理解するだけではなく、吸収し、自分用にカスタマイズすることが可能です。
バイリンガルになるだけではなく、バイカルチャーの人間になれるということは、人材価値の上昇に直結します。
「果たして中国語を話せる医師はどのくらい必要なのか?」などと、さまざまなことを考えてしまうと思いますが、勝負は医療現場に出て、何をするかになります。考えても答えのでない多くの疑問に悩まされるよりも、留学を決めかねている方は、実際に現地に赴くことを強くおすすめします。

【現地視察】Y.T.さん

Y.T.さん
娘を送り出すにあたり

親だからこそ抱く不安。
留学が決まった。とはいえ、北京とはどのようなところなのだろうか? 娘を留学させても大丈夫なところなのだろうか?
日本にいると隣国中国については何かと不安な情報が多いので、娘を送り出す前に、親として現地を見ておきたいと思いました。

2014年11月1日~4日、ISIと北京大学医学部のご厚意によって見学の機会が設けられ、そのチャンスが与えられました。
あらかじめ抱いていたいくつかの不安要素をチェックしつつ、学生として娘が歩くだろう北京の街を体験し、学校を見学し、北京で学んでいる日本からの留学生たちから話を聞くことができました。

見学に行ったのは、僕の娘と同じく高校3年生の息子さんが北京大学医学部に進む保護者(彼は周囲から親として中国へ子供を送り出すのに不安はないのかと問われ、僕同様に親自ら現地を見たいと参加)、大学院を出てすでに社会人として働きながらも医師への道を考えて北京大学医学部という選択肢を知り、状況を知るため参加した方、そして僕の3人です。彼らと語り合い見学体験や考えを分かち合う中で、いろいろなことが整理できました。人々との出会いに感謝しつつ、もうすぐ娘を送り出すにあたり、見学の旅は充実したものとなりました。

【現地視察】F.T.さん

百聞は一見に如かず

息子が暮らす街へ。
今回息子が北京大学医学部の合格内定を得ることができました。とてもうれしく思うのと同時に、異国で学生生活を送ることがどれだけ可能なのか、親としてさまざまな不安も湧いてきました。
そこで、率直にISIに現地視察をしたいと申し出たところ快諾いただき今回の視察が実現した次第です。
羽田から北京国際空港に約4時間半で到着しました。その後、地下鉄で医学部に隣接するホテルへ。
地下鉄の車内はほぼ日本と同じ雰囲気であり、路線はわかりやすくつくられています。
20時30分過ぎ、日本人学生がよく行く日本食街、大きなショッピングエリア、最後に大学近くの学生街にも立ち寄りました。
こうして、学生がよく行くエリア3カ所を視察。治安の不安はなく、食事も安全、日用品も揃う。交通は地下鉄、バスなどを利用できる。実際に自分が夜の街を歩いてみて、日常生活が安全であると実感しました。

実際にキャンパスを見て思うこと。
翌々日、北京大学医学部を視察。北京大学医学部の先生が直々にホテルに来て、案内してくださいました。
まず北京大学本学。キャンパスは広く、湖もあり緑がとても多い。この後、留学中のMさんに北京での生活を聞きました。
「日本と違うのは自発的行動力のある人が伸びていくところ。でも、西洋ほどでもなく、やはりアジアという感じです。
食事面も含め生活しやすく、地理的に日本から遠くなく心理的にも落ち着く。治安はよい。ただ大気汚染度の高い日はそれなりの注意が必要だと思う」。実際に留学している人の話は説得力があります。
その後、北京大学医学部学生食堂で昼食。
広いフロアに中華惣菜などが所狭しと並んでいます。味はおいしく安い。さらに、医学部学生寮で9月に本科生となったH君から話を聞きました。「今年2月に北京に来て、生活面で中国語に不自由なく、学習も充実している。また、日本人留学生先輩との交流でつながりができ、いろいろサポートしてもらっています。こちらの成績評価は試験に加え、出席状況や学習に対する姿勢も大きく反映されます。
まず、真面目に出席し積極的に学習に取り組むことが必要であり、これができれば本科への入学はほとんど大丈夫ではないか」。彼がとても活き活きと話しているのが印象的でした。次に学生寮。寮母さんに挨拶。さらに校舎に入ると医学部100周年写真が掲示されていました。そして、他大学留学中のAさんに会いISI北京事務所で話をしました。
ここには多くの日本人留学生が来るとのことで、たくさんの日本語新聞や雑誌が置いてあります。

「安心」という大きな収穫。
今回、日本人留学生に直接いろいろな話を聞く機会を得ました。
全員がこれからの将来に希望を持ち、輝きながら学生生活を送っている姿に感動を覚えました。異国の学生生活は決して楽ではなく、勉学も数段厳しい環境であるはずですが、たくましく生きていた。これなら世界で通用するでしょう。
また、何より北京大学医学部の先生にお忙しい中、1日中案内していただき感激しました。特に、留学中の面倒を見ていただけると伺えたことは、比べようのない大きな収穫であり、これで私は安心して帰路につくことができました。感謝。