北京大学医学部ブログ

説明会でよくある質問 ~中国語の学習について~

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ここでは、北京大学医学部留学プログラムの説明会でよくある質問についてご紹介いたします。北京大学医学部に興味を持たれている方、すでに出願を検討されている方々の参考になれば幸いです。

今回は、中国語の学習について」

中学・高校と英語を学んできたにもかかわらず英語が苦手という人は多いと思います。英語もろくにできないのに中国語をゼロから学ぶことが可能か?中国語で医学を学ぶなんて本当にできるのか?とほとんどの人が疑問に思うようです。その点を実際にゼロから中国語を学んだ医学部進学コースの学生たちに確認したところ、「中国語は英語と別物」と捉えていました。



中学・高校時代では、英語は机上でしか実力発揮する機会がありませんでしたが、進学コースで学ぶ中国語はいつどこでどのように実践的に活用するか、はっきりしています。その前提で学習を始めるので、何をどれだけ学ぶ必要があるかが明確になります。直接教授法によりほぼ日本語を介在せず中国語習得に集中するため、語学力が飛躍的にアップしています。また落伍者を出さないために、仲間と助け合い励まし合いながら学習を進めてゆきます。コミュニケーションツールですので、当たり前のことですが1人で勉強するものではありません。



中国語力の測定は中国の教育部が認定した国際的な語学検定試験HSKで行います。医学部進学コースの学生はHSK資格取得が必須で、3か月でHSK6級(最上級)取得という記録も生まれています。

日本は漢字文化ですので、中国語で書かれたテキストを見てもある程度、文章の内容を理解できます。中国語の学習は漢字の新たな発音と語順の変化を学ぶと例えることもできます。中国語は日本人にとって、もっとも学習しやすい言語だといえます。