去る５月８日（月）晴れやかな日差しの中、北京大学医学部進学コースの開学式が行われました。
この日30名の入学生が、「医師になる」という目標を胸に、東京・池袋に集い、進学コース開学の日を迎えました。



北京大学医学部より代表の歓迎挨拶があり、また北京大学医学部卒業生の受け入れをして頂いております亀田総合病院亀田理事長、順天堂大学総合診療科平井医師より祝辞を賜りました。

「優秀とは勉強だけではなく、勉強はもちろん、人間的に成熟している人物を指す。
これから勉強されていく中で、希望通りに事が進むこともあるが、確実にうまくいかないこともある。
うまくいったことは自分に自信を与え、うまくいかなかったことは皆さんを強くしてくれる。
困難から逃げない人間が、人間的な成熟に繋がります。」



その後、北京大学を卒業して、現在医師として活躍されている先輩からの激励メッセージ動画を鑑賞しました。その一部をご紹介いたします。

「中国に行って苦労することは確かに多いと思いますが、その苦労がいつか実る、それを信じて皆さんが、何故中国に行きたいのか、何故医師になりたいのかという気持ちを忘れずにこれから始まる進学コース、そして中国での大学生生活を、医師になりという夢に向かって頑張って進んでください。」



最後に学生代表宣誓を行い、進学コース生代表として高橋さんが決意を述べられました。

「ここにいる経緯や理由は人それぞれですが、何故中国で医師を目指すのかということを忘れてはいけない。
まだ始まったばかりで何も成し遂げられていない我々ですが、同じ志を持ち、ここに集まった者同士、初心を忘れず挑戦し続ければ、未来には誇りと自信に満ち溢れた自分がいるはずだと信じています。」



すでに医学部進学コースの授業が開始しています。
来年の北京渡航まで、初心を忘れず中国語、理数系科目の学習に励み、進学コース生全員で北京大学の門を潜ってください。