北京大学医学部ブログ

2016年度予科コース渡航レポート

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2016年度医学部進学コース修了者が去る2月19日、北京大学へ向けて渡航いたしました。
いよいよ医学部修学の本番を迎え、羽田空港集合時間朝6時にも関わらず、全員元気に出発式を迎えました。
期待と不安を胸に、そして10カ月の日本での進学コースでのがんばりをお守りに全員が揃って出発することができました。

北京到着直後には、北京首都空港の圧倒的な広さと大きさそして煩雑とした雰囲気に誰もが圧倒されていましたが、ここからが医師への道のスタートラインと決意新たに中国入国となりました。
大学到着後は、入寮手続き、大学手続き、そしてクラス分けテストやオリエンテーションなど、手続きに追われましたが各自空き時間を見つけては、早速、大型家具店やショッピングモールに足を延ばして生活の拠点となる寮の居室の充実を図ったり大学周辺の食堂を開拓したり、中には大学近くのスポーツジムの入会契約を結んだりする強者などもいて、みなさんたくましく北京での生活をスタートしています。





北京到着時は比較的温暖だった天気も到着翌日には零下6度まで下がり、また3日目には北京に長く暮らすISI現地スタッフもほとんど体験したことがないというくらいの大雪にみまわれました。北京の寒さも2月下旬を境に少しずつ春の足音が近づくように留学生活を送る中では誰もが厳しい時間もあれば、穏やかな春のような時間もあることを予感させるような空模様となりました。

 



私がこの原稿を書いている今日はすでに大学の授業がスタートしている頃です。慣れない生活リズムや大学内でのルールなど最初は戸惑うことがたくさんあるかもしれませんが医師になるという大目標のための第一歩がこの予科コースです。日本での進学コースで培った友情と勉強のペースをおおいに発揮して全員で9月の本科入学を迎えらえるよう日本からエールを送ります。

何よりも昨年、皆さんと同じように期待と不安で渡航した1学年上の先輩方が、たった1年で目を見張るような成長と躍進を遂げて、今回も交流会に来てくれていました。


△北京大学医学部の先輩との懇親会

その姿を見た時、来年はきっと今回渡航した皆さんも同じように成長されているであろうと楽しみで仕方ありません。
予科コースでの頑張りはまた現地より在校生にレポートいただく予定です。どうぞお楽しみに!
執筆:ISIスタッフ 石川