北京大学医学部ブログ

北京編第1話 北京你好!!

学生ブログ
大家好!ようやく、北京に到着しました。


△北京大学の湖

そして、北京大学での医学生生活が、ついに、始まります!


△北京大学の学生証

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準備編 第10話 さよなら、日本!
第2話 準備中
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今日は2017/02/26、日曜日。北京8日目、19日の渡航から一週間がたちました。
いまは北京大学医学部留学生楼の一室で書いています。渡航後した途端にバタバタと事務作業が続き、なかなかブログを書く時間がありませんでしたが・・・いよいよ北京編、スタートです!

今回は、渡航前日から、今日までの流れを時系列で振り返ってみたいと思います!

0. 渡航前日(2017/02/18)



夕方16時ごろ、羽田空港国際ターミナルに到着しました。もう暫く実家に戻ることはありません。「いよいよ、この日が来たか」と改めて腹をくくりなおします。遠い将来のことのように思えた今日が、来ました。



最後の晩餐。家族で夕ご飯を食べに行きました。この日は最も家族を感じられた一日だったとしみじみと感じています。忘れられない一日です。

「明日には北京にいる。日本にはいないんだ」
日本最後の夜はなかなか寝付けず、2時間以上、毛布の中で『千と千尋の神隠し』のサウンドトラックを聴いていました。家族と離れ、遠くの世界へ行ってしまう主人公「千尋」がすこし自分と重なる部分があり、とても大好きな映画です。


1. 渡航当日(2017/02/19)




午前5時43分、ホテルを出ました。いよいよ、出発です。この時にはもう寂しさはありません。新たな一歩を踏み出す今日という日への期待にわくわくしていました。

「中途半端には引き返せない」
やりきるぞ、という決心を胸に、飛行機へと乗り込みました。

飛行機の扉が閉まり、動き出します。もう戻れません。あとは時を待つのみです。



午前8時20分頃、予定より30分遅れたCA184は、日本から離陸しました。



機内モード。飛んでいるんだなと実感します。

ふと上のモニターを見上げると地元の上を飛んでいることがわかりました。
「ああ、いつもコンクリートに立って見上げていたあの飛行機はいまの自分なんだな」と少し不思議な気持ちになります。



この山が見えたあと、窓の外は一面真っ白の雲に覆われ、景色が見えなくなりました。今自分たちはどこにいるんだろうか、と想像しながらじっと着陸を待ちます。



北京現地時間12時07分、3時間50分のフライトの末、北京に降り立ちました。
北京ライフ、いよいよスタートです!
入国審査を終えて、空港を歩いていると、早稲田大学の友人がいることに気が付きました。北京大学に短期留学するようです。世界は僕が想像する以上に狭いのかもしれません。



日本からの荷物をぎっしり詰め込んだ大きなスーツケースを1つの身体で2つ転がしながら、バスに乗り込みます。30分後には北京大学医学部と再会です!



北京大学医学部に着きました!ずっと待っていたこの日。喜びを嚙み締めます。



新居です。真っ白のキャンパスのように何もありません。これから自分で色を付けていきます。



部屋からの景色です。綺麗かどうかというよりも、むしろ「新しい」という感想が頭に浮かびます。これから毎日見ることになるであろう景色です。とても気に入りました。


2. 渡航、その後

渡航して1週間、色々なことがありました。



こんなに充実した1週間、もう渡航が昔のことのように思えます。
写真を振り返るだけでも、相当時間がかかるほど、いろんなことがありました。

色んな所に行って、色んな人に話しかけて、色んな食べ物を食べて、想像していた中国生活とは全く異なります。
また、北京大学医学部の広々とした国際的な環境で、新たに中国をはじめ、台湾、韓国、タイの友達ができました。日本の医学部ではなかなか体験できないようなことを自分が外国人となることで体験しているのだと思います。

中国語に関しては、この一週間、酸素のように吸って、二酸化炭素のように吐き出していました。人間、呼吸をしなければ生きていけません。無理やりにでもそうしていたところ、試験の結果、不安だった中国語のクラスは高級になりました。

喋れる、喋れないではなく、まず喋り掛けるということを念頭に、日々中国語の精進に励んでいます!


3. おわりに

北京編第1話は、渡航前日からの一週間をざっと書いてみました。いかがでしたでしょうか。
いまは深夜の3時。明日から授業が始まりますから、そろそろ寝たいとおもいます。
それでは、今後ともこのブログをよろしくお願いいたします!